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進撃の巨人の第20巻のあらすじネタバレと感想アルミンがついに!

      2016/09/12

今巻は、超大型巨人であるベルトルト、鎧の巨人であるライナー達と決着をつけようと、104期生と激闘します。

 

絶体絶命

 

ハンジ班が超大型巨人の攻撃を受け、安否確認が出来ず、動ける兵は104期生エレン、アルミン、ミカサ、コニー、サシャ、ジャンのみと、戦況はかなり厳しい状況。超大型巨人の熱風により火事に見舞われた家屋を、超大型巨人が凪ぎ払って飛ばし、街を火の海にしようとします。

 

この状況に指揮官であるアルミンが作戦をたてなければならないのですが、先刻にベルトルトの読みを外したことにより、自信を喪失してしまい、ジャンに指揮を求めます。一方、リヴァイ兵長達は、獣の巨人の放つ大砲ような岩に襲撃されていました。驚異のコントロールと破壊力に手も足も出せず、残った兵力新米兵士、リヴァイ兵長、エルヴィン団長のみとなってしまいました。

 

超大型巨人に向かったエレン は蹴り飛ばされ、壁の頂上に打ち付けられ戦闘不能になり、兵もわずかになり、人類最強と言われたリヴァイ兵長ですら「敗走の準備をするぞ」「大敗退だ。正直言って…俺はもう誰も生きて帰れないとすら思ってる…」と死を覚悟するほどに、調査兵団は追い詰められていました。

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エルヴィンの願い

 

リヴァイはエルヴィン団長が獣の巨人を仕留める策を考えていることに気づきますが、策をすぐには言いません。その策とは新米兵士達と、エルヴィン自身の命を捧げ、リヴァイが獣の巨人を仕留めるというものでした。全滅するのなら玉砕覚悟で敵に突っ込むのもやむを得ないが、新米兵士達を率いるためには団長としてエルヴィンが先頭を走らねばなりません。

 

先頭を走るエルヴィンは、真っ先に敵の攻撃を受け、1番最初に死んでしまいます。しかしエルヴィンには1つの願いがあり、この策を実行したくありません。ため息をつき、情けなく座り込むエルヴィンが呟きます。

 

「俺は…………このまま地下室に行きたい」

 

今までやってこれたのも、死んだ方が楽だと思った日も、父との夢があったからエルヴィンは調査兵団団長として多くの仲間の死にも屈せずにこれたのです。自分の夢を叶えるためにたくさんの犠牲を出してきたのです。

 

リヴァイの選択

 

エルヴィン願いを聞いたリヴァイは切ない表情を浮かべます。長年一緒に死線を越えてきた仲間の告白に一瞬心が乱れますが、リヴァイは選びます。エルヴィンの命を捧げて、獣の巨人を仕留める作戦を実行することを…。リヴァイならその選択をしてくれることを、心のどこかで望んでいたのでしょうか。死が待ち受けている絶望的な状況のはずなのにエルヴィンの表情は安らかでした。

 

最期の作戦

 

「兵士よ怒れ!兵士よ叫べ!兵士よ戦え!」

 

作戦はエルヴィンと新米兵士達が囮になり、獣の巨人の気をひいているうちにリヴァイが獣の巨人の周りにいる巨人を仕留めながら、最後には獣の巨人を奇襲するものでした。新米兵士達を率いてエルヴィンは獣の巨人に向かって馬に乗り走ります。信煙弾で視界を遮ろうとする調査兵団のあがきに、獣の巨人は容赦なく岩を投げ、エルヴィンを貫き、兵士達の命を奪います。

 

兵士達が死物狂いで囮になったおかけで、リヴァイの刃は獣の巨人を捉えます。しかし、あと一太刀で仕留められるところまで追い詰めますが、周りの巨人に妨害され、獣の巨人であるジークを殺せませんでした。集まる巨人にリヴァイはエルヴィンの願いを胸に、たった一人で立ち向かいます。

超大型巨人の弱点

 

鎧の巨人が復活し、超大型巨人の熱風に手も足も出せない104期調査兵団でしたが、アルミンが超大型巨人の弱点に気づきます。人類が巨人化するのには限度があり、限度を超えると有効な力が発揮出来なくなる。

 

60m以上ある超大型巨人は普通の巨人よりも燃料効率が悪くなり、力が弱まる。つまり消耗戦に弱いのです。そこでアルミンはエレンと二人でベルトルトを倒し、鎧の巨人はミカサ、ジャン、コニー、サシャに任せる作戦を立てました。

 

超大型巨人&鎧の巨人vs104期生 最終決戦

「海を見に行くよ!!」

 

アルミンは震える体を抑え、勇気を出し、エレンと共に超大型巨人と対決します。エレンはアルミンの言葉と表情から不安になりました。

 

「ぼくってそんな……勇敢じゃないから」

 

作り笑顔でそう言うアルミンは、何かを覚悟したようでした。しかし、巨人化したエレンは壁に叩きつけられた衝撃で重度の脳震盪になり、まともに立つことも出来なくなり、ベルトルトは勝利を確信します。ミカサ達は残り3本の雷槍を使い、鎧の巨人の強靭な防御を崩そうとします。

 

コニーとサシャが2本の雷槍で両顎を攻撃し、顎が吹っ飛ばされ口が開いたところに、最後の1本で口の中からうなじを狙う作戦でしたが、サシャが攻撃を外し負傷してしまい、ジャンも負傷してしまい、ミカサは作戦が失敗するかもしれないと恐れ始めました。片顎を開けられずにいたが、ミカサは作戦を強行しようとしていました。

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無茶なミカサを止めるジャンでしたが、人影が飛び出します。安否不能のハンジが駆けつけ、もう片顎を破壊し、ミカサは口の中からうなじに向けて雷槍を発射し、ライナーを鎧の巨人から取り出すのに成功します。

 

一方、アルミンは超大型巨人の顔面に無謀にも突進して、すぐに吹き飛ばせるとベルトルトは思いましたが、立体機動装置のアンカーはなかなか外れません。アルミンは骨は消耗しないこと、熱風を放っているときは筋肉を動かせないことをわかっていました。

 

熱風を放出させ続け、消耗させようとしていたのですが、エレンは立ち上がれずに地面に座り込んだままで、何も策を講じようとしないアルミンをさらに熱風を強くし、焼き付くそうとします。アルミンは熱風の中、エレンに思いを馳せます。

 

「エレンに託すんだ僕の夢  命 すべて僕が捨てられる物なんてこれしか無いんだきっとエレンなら海にたどり着く海を見てくれる」

 

倒れたアルミンに一瞥をくれたベルトルトは、次にエレンを狙いますが、地面に座り込んだままのエレンは硬質化したもので、本体ではありませんでした。気配を感じた時にはもうすでに、エレンは立体機動装置で超大型巨人のうなじに狙いを定めていました。

 

脳震盪で動けないと思っていたのも、アルミンの抵抗も、超大型巨人の隙を作るための作戦でした。アルミンの作戦通りに、ベルトルトを巨人から引きずり出すことに成功しましたが、エレンの前には焼け焦げたアルミンの姿がありました。誰よりも勇敢なアルミンの姿がありました。

 

21巻に続く…。

 - 進撃の巨人