Caldia-Village

There is always light behind the clouds.

*

プリトロールの効果と副作用は?プリン体は本当に下がるか考察

      2016/09/27

771ae79fbc7a7e0ec1030a234947e0aa

小林製薬が8月24日から新たに発売する健康食品で『プリトロール』という製品が出てきました。この健康食品は”特定保健用食品”ではなく”栄養補助食品”という分類になります。

 

プリトロールに含まれている主成分はキトサンという成分ですが、この成分はこれまでに『食品中のプリン体とくっついてプリン体が体に吸収されるのを防ぐ』といった働きがあると言われていました。

 

今回の製品はこの働きに期待したものになります。”薬事法“の点からパッケージには「プリン体を排出する」とは書けない訳ですが、果たしてどの程度の効果が期待できるのでしょうか?

キトサンって何?

スポンサードリンク

キトサンは、カニやエビなどの甲殻類に含まれる『キチン』という食物繊維を薬品で処理する事で得られます。(この薬品処理とは豆乳をにがりで処理するという様なものです)

 

要は『カニから取れる食物繊維』と理解しておけばいいでしょう!

 

キトサンの健康面への効果はある程度研究がされていて

  • コレステロールの吸収を抑える
  • 塩分の吸収を抑える
  • 有害物質を排泄させるデトックス効果
  • 免疫細胞の活性化

などの働きがあると言われています。

 

効果はどの程度ある?

 

この健康食品の”効果”って一体どの程度なの?と多くの方は疑問に思うかと思います。

 

まず前提として、”健康食品”として発売された時点で人に投与してキッチリと効果を検証した”臨床試験データ”が無いという事です。

 

『臨床試験』というのは、数千~数万人程度の人に実際に飲ませて有効性があるのかどうか、その効果を検証するというものです。

 

結果から言えば、健康食品という時点で”尿酸値が何%程度下がる”といったハッキリした数値は示せないんです。逆に言えば、数値で効果を示せるものは”薬”として扱われます。

 

なので、尿酸値が1年以上7.0を越えた状態が続いている人はプリトロールでは改善が見込めないでしょう。病院できちんとした薬を処方してもらう事をオススメします。

 

で、この製品が適する人というのはどんな人かと言うと、尿酸値が基準値の7.0を超えるかこえないか程度のギリギリの人までが対象と言えます。しかもそれがここ最近という人です。

スポンサードリンク

尿酸はなぜ上がる?

 

よく、健康番組や雑誌などでは「プリン体が多い食品を控えましょう!」と説明しているかと思います。

 

それはプリン体が体に入ると尿酸に変わるからという理由なのですが、実はプリン体は食べ物で摂取しなくても体でかなりの量が作られているんです。

 

その量は食べ物で取り込まれる量が全体の3割程度とすれば、体内で作られるのは何と7割にもなります!ほとんどは体の中で作られているんですね。

 

尿酸値が上がる原因のうち、食べ物が占める部分というのは実はかなり少ないんです。よく、ビールが悪者になりますが実際に100g当たりで比較したプリン体の量は大して多くありません。

 

じゃあ何が主な原因なの?というと、それはいわゆる『体質』と呼ばれるものです。

 

人の体質というのは年齢と共に常に変わる可能性があるんです。なので、20代の頃に全く問題無かった人の尿酸値が、食生活に問題が無いのに40,50代になって上がってくるという事が起きます。

 

キトサンの副作用は?

 

キトサンは食物繊維なので”副作用”という程のものは無いのですが、カニやエビを材料としていることが殆どなので、甲殻類にアレルギーのある方は体に痒みが出たりといったアレルギー症状が出る可能性が高いので注意が必要です。

 

また、便秘や下痢になる事もあるので便秘がちな人は使用を控えた方がいいでしょう。

 

まとめ

 

  • 尿酸地がそこまで下がる効果は見込めない
  • 尿酸地が7以下で基準値を超えそうと気になっている人向け
  • カニやエビアレルギーの人は痒みの副作用が出る可能性がある
  • 便秘や下痢の副作用の可能性がある

以上になります。

 - 薬・健康食品