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ドクターX4がワンパターンでつまらない理由はこれだった!

      2016/09/11

これまでリリースしたドクターXのドラマシリーズは全て平均視聴率20%前後をマークし、大ヒットを飛ばしている同作ですが、「面白い」という声が聞かれる一方で「つまらない」という声が聞かれる事も事実です。

どんな作品も10人中10人を満足させる事は出来ない訳ですが、ではなぜこれだけ大ヒットしているドラマがつまらなく感じるのでしょうか?その部分について冷静に分析してみました。

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いつまで経っても変わらない”勧善懲悪”のパターン

まず真っ先に挙げられる理由の1つは、古来から存在する『勧善懲悪』の図式が1作目からずっと変わらず採用されている点です。

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この”勧善懲悪”という物語の枠組みは、記録によれば聖徳太子が生まれる以前から存在していて、それから現代に至るまでずっと使われてきたパターンなのです。

 

いわば、人間の本能に刻まれていると言ってもいいくらい歴史のあるものですが、逆に言えば何度も使い古されたパターンでもあるわけですから「飽きた」とか「つまらない」という意見が出てくるのは当然のことでしょう。

 

定番のパターンだけに、そこに様々な捻りを利かせてキャラクターを振り回さなければ単調な話になってしまいます。根本が単純な作りだけに脚本家の腕が問われる難易度の高いジャンルとも言えますね。

 

逆にこの単純なシステムを使って面白い話が考えられるなら、その作家さんは間違いなく売れるでしょう!

 

主人公の未知子が大してピンチにならない

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物語に登場する大門未知子ですが、そのキャラクター像は”神業的オペの腕をもつ天才外科医でどこの病院にも属さない一匹狼”というもの。

 

どれだけ手術困難といわれた患者が来ても、どれだけ社会的影響力を持った強大な敵が現れても、天才外科医という設定になっているので人の手では不可能とも思える術式をいとも簡単に採用してあっという間にオペは成功してしまいますし、フリーランスというスタイルで生きているだけに病院関係者に嫌われてクビになっても痛くも痒くも無いわけです。

 

一瞬ピンチになったように見えて実は全然問題が無いシーンの連続なので、視聴者がドラマに求めている「ドキドキハラハラ」が全く感じられず、話に入り込む前に1話が終わってしまうんですね。これでは見ている側は欲求不満になってしまうのも当然です(笑)

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問題が起きても簡単に解決してしまって予想を裏切る展開が無い!

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主人公が無敵過ぎて毎回敵に勝ってしまうので、当然視聴者は予想を裏切られる事が無いわけです。

 

「あー、どうせそうなっても結局勝っちゃうんでしょ…」

 

と毎回思うんですね。そうなると次にどんな困難が浮かび上がってきても視聴者は全然不安にならないんです。大体どこのクラスにも1人くらいは居ましたよねこういうポジションのクラスメイトが(笑)

 

例えば体育とかで”あの子に任せておけばまず大丈夫”とか、勉強で難しい質問をされて誰も答えられなくて困っていても”いつもの子があっさり答えて解決”したりとか。

 

まさに未知子はそういったタイプを能力的に更に尖らせた感じのキャラクターで、能力的には弱点が見当たらないんですよね。女性としての性格には若干難ありの部分はありますが、問題解決能力的にはどこにも弱みが無いわけです。

 

ただ、それでも未知子が唯一心の拠り所にしている存在がいました、彼女にとって唯一の弱点とも言える部分です。それが神原晶です。

 

第3作目のラストで神原が危篤状態となりもうダメか!?というシーンがありましたが、またもや未知子自身の神業的オペによって一命を取り留めるという結果に終わりました。ちょっと不謹慎ですが、ここで神原が息絶えていればストーリーがもっとドラマチックになった事でしょう。

 

おそらく、このシーンで「神原のオペが成功しなければ面白くなっていたのに・・・」と感じた視聴者は少なくないと思います。

 

最後に

人はより完璧なものに憧れを抱くわけですが、本当に完璧なものには魅力を感じないんです。不思議ですよね。でも完璧な対象ってどんなものか考えてみたら納得がいくのではないでしょうか?完璧なもの、つまり”神”ですよね。神様を好きになるってまず無いと思います。

という事で、ドクターX4ではいよいよ神原が倒れて未知子がその壁にぶち当たる筋書きを期待したいと思います。

 - エンタメ, テレビドラマ, ドクターX4